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調整豆乳

      2015/05/05


逃げても逃げても追いつかれる。

それはもう執着以外の何ものでもないほどに、ただただ追い詰められる

 

・・・

 

そして遂に捕らえられたその時、ようやく目が覚めた。。。

文字通り「最悪の目覚め」である。

べとつく汗を拭きながら、冷蔵庫へ向かう。

 

喉はカラカラで一刻もはやい水分補給を要求されている。

食道が閉塞してしまいそうな勢いだ。

そして荒々しく冷蔵庫の扉を開ける・・・

 

!!!!!!!!!!

ないっ!!

 

ミネラルウォーターのペットボトルが一本も。。。

藁にもすがる思いで冷蔵庫の中をくまなく探すと、キムチの瓶の奥に小さなパックが・・・

 

「調整豆乳」だ。

 

ストローを突きたて、一気に吸引する。

味など感じる余裕もなく、ただ、冷たい液体が喉を潤していく。

そして、200mlを一気に飲み干した後、ようやくほのかな甘みと大豆のテイストが湧き上がってくるのが感じられた。

 

この時間差、悪くない。

 

ようやく落ち着き、時計に目をやると、まだ8時前。

会社へ向かう前にシャワーを浴びるくらいの余裕はあるようだ。

 

ユニットバスの蛇口をひねり、熱いお湯と共に悪夢の記憶を流し落とす。

調整豆乳の優しさだけ残しつつ・・・。

 - 朝の章, 連載, 食べるは恋、そして愛。【Kj.Ack】 , ,